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​この彫刻作品は、すべて一点モノです。
​◆写真をクリックいただくと、価格や詳細、作品メッセージを見ることができます。

​はじめまして、乾漆。

漆(うるし)は樹液。木という命からいただいた恵み。

人の姿でもなくて、動物の姿でもなくて、漆の姿。

まるで、妖精のようです。

彫刻家である江村忠彦が、これまで深めてきた彫刻技法が“乾漆”(かんしつ)です。

触れると、ほんのり温かい。

それは、漆がもともと“森の住人”だからです。

 

1300年前の造形技法である乾漆。

あなたの家に招かれた乾漆たちも、これから1000年は生き延びるかもしれません。

触れ続けることで、さらによいツヤになる。そうして、共に成長する。

まるで旅先で友人と出会ったときのように、一つの作品から対話が深まります。

日本において、天平時代より用いられてきた仏像造像技術の一つである乾漆。

乾漆とは、漆に土を混ぜて、それを麻布に貼って造形していく技法です。

What's Kanshitsu
*当ページの画像(一部)は、NPO法人麗潤館様による掲載の許諾をいただいています。
making method

制作方法

 

ここにあるすべての彫刻作品は、作者である江村忠彦がハンドメイドで制作している一点モノです。

乾漆制作では、基本的に天然の漆に土(砥の粉)を混ぜて、それを麻布に貼って造形していきます。

いわば、漆による「張り子(はりこ)」です。

基本的には奈良時代の仏像の作り方と変わりません。

漆は、湿潤な環境(温度:約15~25/湿度約75%)で固まります。

一度固まれば、酸やアルカリ、熱や水にも強くなり、漆は3000年の時を経ても耐え続けます。

しかし、我々と同じように紫外線には弱いのです。

漆は、ウルシの木に傷をつけて採取しますが、一回でほんの数滴しか採取することができません。

この一滴一滴を集めてカタチにした作品は、漆による“涙の結晶”。

傷口を塞ごうとして、出てくるものです。

それを、私たちは分けて頂いているのです。

それは、まさに漆から“いただいたもの”。

漆器とは異なる、日本ならではの漆の姿。

あなたと漆による対話が深まりますように。

(さらに詳しく知りたいという方は、こちらをご覧ください。)

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三年間保証

忠座ではすべての作品について、三年間の無料修理(送料別途有料)を受けることができます。

ただしこれは、修理の範囲内にて対応します。

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